こどもにとって遊びとは生活そのものと言ってもよいものです。
そして、遊びには「３つの間」が必要だと言われています。
それは空間、時間、仲間の3つです。

昔は子どもの遊び場だった道路は自動車に占領され、
近所からは空き地も原っぱもなくなりました。
子ども達の生活は塾や習い事、ゲームやテレビなどで、
大切な経験をするための遊ぶ時間が減っています。
それに少子化や核家族で家の中にも近所にも
遊び仲間が減ってしまいました。

幼稚園ではこの「３つの間」を
子ども達のために確保してやりたいと考えています。

子ども達は「３つの間」の中で成長していきます。

同じような発達レベルの子どもどうしの間にも、小さな社会が生まれていきます。
友だち遊びは面白い事、楽しいこともいっぱいあるけれど、
辛いこと、悲しいこともいっぱいあります。
しかし、それを乗りこえることが本当のたくましさにつながっていきます。