1.他人に任せた時間は相手を信頼することから。
不安感を持ったままですと、子どもはそれを敏感に察知して、
不安を深めます。そのため、親から離れられない、
集団の場で行動ができない、などの行為をすることがあります。
2.家庭の外で味わった子どもの喜怒哀楽に
大きな耳を傾けてあげましょう。
家庭とは違った環境に入りますので、
当然これまで味わうことのなかった「楽しさ」や「悔しさ」を体験します。
それらは親の見えないところで起こります。
どんな事が起きてもデン!と構えて、受けとめてあげましょう。
それには、子どもが話す事に大きな耳を傾ける事が大切です。

★嬉しそうな表情の時や、いっぱい話しかけてきた時、制作物や拾った石ころや葉っぱなどを持ってきた時は、一緒に喜びを共有しましょう。
★逆に、子どもが無口になったり、怒っていたり、泣き出したり、イライラしている様子が見られると、心配が先に立ってしまいますね。でも、しつこく聞き出そうとしたり、叱ったりすることは、逆効果となります。愚痴には耳を傾けてあげたり、泣いている時は泣きやむまで抱っこしたりといったように、心の栄養素をあげるようにするといいですね。
3.家では見せなかった新しい姿を認めてあげます。

新
しい環境に入りますと、これまでと違った長所や短所を見せることがあります。
「こんなこともできるんだ!」
「こんな子ではなかったのに!!」
という新たな感想を持たれることでしょう。

★でも、この姿は全て一人ひとりのありのままの姿です。その姿に善し悪しの評価はつけられません。
全てを受け入れ、長所を伸ばし、短所には心配りすることが、子どもの豊かな成長を助けてあげることになります。
4.我が子の子育てと同時に
他人の子どもの子育ても担いましょう。
子どもは成長と共に、友達と一緒に遊ぶ楽しさを求めていきます。
それは、互いに関わり合って成長するという事です。
ですから、自分の子だけでなく他人の子も育てるという、
幅広い子育てに変わってきます。
また、自分の家庭の都合だけで行動できない状況も多くなります。
周囲との調和を考えた行動が求められてきますね。
わが子の子育てと同時に、他人の子どもの子育ても